各国のスターたちが国の威信をかけ激突
3月8日に開幕する“野球の世界一決定戦”ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する全20チームの最終ロスターが2月10日に発表された。
栗山英樹監督が率いる野球日本代表・侍ジャパンは、1月26日に発表した登録予定選手メンバーから変更なく、大谷翔平選手ら5人のメジャーリーガーを含む30人がラインナップ。
また、DeNAのネフタリ・ソト選手は1次ラウンドで強豪ひしめくプールDに入ったプエルトリコ代表、昨季限りでソフトバンクを退団した真砂勇介選手(現:日立製作所)は中国代表、NPBのシーズン最多本塁打記録を保持している元ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手はオランダ代表として出場する。
メジャーリーグ公式サイトによると、今大会はメジャー40人枠に入っている選手が186人、MLBオールスター出場選手が67人参戦するとのこと。昨季ナ・リーグMVPのポール・ゴールドシュミットをはじめ、マイク・トラウト、ムーキー・ベッツ、クレイトン・カーショー(いずれもアメリカ)、大谷翔平(日本)、フレディ・フリーマン(カナダ)、ホセ・アルトゥーベ、ミゲル・カブレラ(ベネズエラ)といった8人のMVP受賞経験者が各国のロスターに名を連ねた。
大会は日本時間3月8日に開幕し、同22日にマイアミで決勝が開催される予定。3大会ぶりの優勝を目指す侍ジャパンは同9日に大会初戦・中国戦を迎える。