最速153キロの本格派右腕
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の斎藤雅樹氏と平松政次氏が、ヤクルトのドラフト1位ルーキー・吉村貢司郎投手に言及した。
吉村は日大豊山高から国学院大、社会人の東芝を経てプロ入り。一塁方向に左足を蹴り出してから始まる投球フォームが特徴的で、最速153キロの直球とスライダー、フォークボールとのコンビネーションが持ち味の本格派右腕だ。
昨季チーム最多の8勝を挙げた小川泰弘と高橋奎二や石川雅規、若手の奥川恭伸、山下輝らと共に先発ローテーションの一角を担う期待がかかる。
斎藤氏は「ヤクルトはルーキーの投手を上手く使う。体調整えながら投げさせるので、今年から出てくるチャンスは充分あると思う」と即戦力での活躍に期待。
また、現役時代に大洋一筋で201勝を挙げた平松氏は「社会人の時も見ましたけど、素晴らしいボールだった。ストレートもいいしフォークボールもあるし。一番いい投手をドラフトしたんじゃないか」と、吉村の完成度の高さを評価。
続けて、「小川も居ますけど、ひょっとしたら小川より上にいくんじゃないかという期待もある。社会人選手は即戦力。(ヤクルトは)投手陣が不安な部分もあるので、素晴らしい選手を獲った。ひょっとしたら開幕投手も行けるんじゃないかというくらい力は持ってますよ」と大絶賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』