軸足を一度深く曲げてから投げる動作
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の斎藤雅樹氏と平松政次氏が、フォーム改造に着手した巨人の大勢投手に言及した。
ルーキーイヤーの昨季、新人最多記録に並ぶ37セーブをマークした大勢は、さらなるレベルアップを図り、新たな投球フォームに取り組んでいる。
左脚を上げる時に、右の軸脚を一度深く曲げてから投げるフォームをブルペンで繰り返し確認。昨年は投球へ移るまで、この右膝を曲げる動作はほとんどなかったが、昨年の課題を踏まえてフォームの改善に取り組んでいる。
大勢自身は新フォームに試行錯誤していると言うが、斎藤氏は「変えたというか、くっと体重を乗せてまた伸び上がってますから、体重を右脚に乗せることを意識しているのでは。本人の中で大きく変えたというイメージはそんなにないと思いますけどね」とフォームに大きな変化はないと強調。
平松氏は「去年はこうだったなという反省のもとやっていると思う。大勢の場合は、右足にウエイトを十分乗せて投げるという感覚。(走者を背負った場合は)今の投げ方だと盗塁されるよね。走者が出たら昨年のフォームと同じになる思う」と説明した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』