福良GMも期待寄せる「爆発を期待したい」
オリックスに加入したジャレル・コットン投手(31)とフランク・シュウィンデル内野手(30)が10日、宮崎で行われている春季キャンプに合流し、記者会見で意気込みを語った。
リリーフ候補のコットンは昨季、ツインズとジャイアンツで合計30試合に登板した右腕。「武器はすごくブレーキがかかるチェンジアップ。日本で一番いい打者と対戦したい。村上宗隆の名前は知っている」と、昨季三冠王に輝いたヤクルトの主砲もチェックしているようで、「いいピッチングをして日本一に貢献したい」と新天地での活躍を誓った。
打線の中軸として期待されるシュウィンデルは、自身について「なんとか出塁するというスタイルのプレーヤー」と説明。「バットを振り回して空振りするのではなく、どんな形でもバットに当てて出塁したい。(吉田正尚の抜けた)穴を埋められるような力を発揮したい」と力を込めた。
福良淳一GMは「シュウィンデルは長打力があり、ミートも出来る。チームにとって課題だし、爆発を期待したい。コットンはチェンジアップで空振りが取れる投手。向こうで(中継ぎと抑えの)両方やっていたので、調整具合を見極めながら決めたい」と、両選手の活躍に期待した。
また、オリックスはメジャー通算107本塁打のマーウィン・ゴンザレス内野手(前ヤンキース)と、ジェイコブ・ニックス投手(前パドレス傘下)の獲得も内定しているといわれており、福良GMは「キャンプ中には合流できるでしょう」と、交渉が進んでいることを明かした。