「少しでもタメになってくれたらと思って話しました」。
ロッテの髙部瑛斗が10日、ドラフト1位・菊地吏玖(専修大)とライブBPで対戦し、ライブBP後に声をかける場面があった。
菊地の投球が終わり三塁ベンチ横にいた菊地に、センターの守備に向かおうとグローブを持っていた髙部が歩み寄る。髙部は「同じ東都の2部としてやってきたので」と話すように、髙部は国士舘大時代に東都で二部通算歴代最多の129安打を放っており、菊池も専修大時代は東都の二部でプレーしていた。
その菊地に髙部は「少しでもいいものはいい、あんまりだったなという部分はもうちょっとこうしたほうがいいんじゃないかなというのを打者目線でアドバイスさせてもらいました」と打席内で感じたことを率直に伝えた。
髙部は菊地にアドバイスを終えると、センターのポジションに走っていった。プロ3年目の昨季、盗塁王を獲得し、今季はさらなる活躍が期待される中で、後輩に“打者目線”のアドバイスを送ったところを見ると、自分だけでなく周りが見えるようになり、レギュラーとしての風格が少しずつ出てきているように感じた光景だった。
取材・文=岩下雄太
ロッテの髙部瑛斗が10日、ドラフト1位・菊地吏玖(専修大)とライブBPで対戦し、ライブBP後に声をかける場面があった。
菊地の投球が終わり三塁ベンチ横にいた菊地に、センターの守備に向かおうとグローブを持っていた髙部が歩み寄る。髙部は「同じ東都の2部としてやってきたので」と話すように、髙部は国士舘大時代に東都で二部通算歴代最多の129安打を放っており、菊池も専修大時代は東都の二部でプレーしていた。
その菊地に髙部は「少しでもいいものはいい、あんまりだったなという部分はもうちょっとこうしたほうがいいんじゃないかなというのを打者目線でアドバイスさせてもらいました」と打席内で感じたことを率直に伝えた。
髙部は菊地にアドバイスを終えると、センターのポジションに走っていった。プロ3年目の昨季、盗塁王を獲得し、今季はさらなる活躍が期待される中で、後輩に“打者目線”のアドバイスを送ったところを見ると、自分だけでなく周りが見えるようになり、レギュラーとしての風格が少しずつ出てきているように感じた光景だった。
取材・文=岩下雄太