「何ものにも代えがたい力がある」
西武は11日、3月8日にベルーナドームで行われる中日とのオープン戦から、「マスク着用での声出し応援」を再開することを発表した。
2020年春に新型コロナウイルスが流行し始めてから3年が経ち、無観客試合に手拍子での応援など、徐々にかつての姿を取り戻しつつある日本プロ野球界。23年シーズンの開幕を前に、政府による新型コロナウイルス感染症対策の「基本的対処方針」が変更され、各球団が“声出し応援”の解禁を続々と発表している。
4シーズンぶりに声援が帰ってくるとの知らせを受けた西武の松井稼頭央監督は、「ファンの皆さまも心待ちにしていたと思いますし、選手にとっても非常にうれしいニュースですね!」と、球団を通じて喜びのコメントを寄せた。
監督就任1年目のシーズン開幕を前に強力な“援軍”が加わることになり、「ファンの皆さまの声援には、選手自身が思っている以上のパワーを引き出してくれる力があります。ベルーナドーム全体が一体となって、選手たちを応援していただければ、これほどうれしいことはありません。ファンの皆さまの声援が聞けることを、今からとても楽しみにしています」と思いを口にした。
また、「アップルパンチ」の愛称を持つ外崎修汰選手も、「声出し応援が解禁されると聞いてとてもうれしいです!この3年間は多くの拍手やフラッグの応援などで後押ししていただいていましたが、やはりファンの皆さまの声援には何ものにも代えがたい力があると思います。そして、再びファンの皆さまと一緒に『アップルパンチ!』できることが本当に楽しみです!ぜひ球場で一緒に声に出してやってほしいと思います」とファンに呼びかけた。