弟は現オリックス投手コーチ
オリックスは11日、近鉄やヤクルトなどで活躍した入来智さんが亡くなったと発表した。55歳だった。
球団の発表によると、入来さんは生まれ故郷の宮崎県都城市内で10日に交通事故に遭い、この時に負った重症頭部外傷が死因。
入来さんは鹿児島実業高から社会人の三菱自動車水島を経て、1989年ドラフト6位で近鉄入り。その後、広島、近鉄、巨人、ヤクルトと渡り、NPBでは通算13年間で214登板、35勝をマーク。キャリア晩年には韓国の斗山、台湾のラニュー(現楽天モンキーズ)に在籍し、海外リーグでもプレーした。
現在オリックスの投手コーチを務めている入来祐作は実弟で、現役時代の1999年から2000年にかけ兄弟揃って巨人に在籍したことが話題となった。