楽天で1度、ヤンキースで4度の開幕投手経験
楽天の石井一久監督は13日、今季の開幕戦の先発マウンドを田中将大投手(34)に託すことを明言。「体調を聞いたら大丈夫と言うので、ことしの一歩目、1勝目は託すからよろしく頼むねと話した。今年は一択だった」と説明した。
田中が開幕投手を務めるのは楽天復帰後初で、前回の大役は2012年のロッテ戦(Kスタ宮城)。その時は敗戦投手になっている。
意外なことに楽天時代の開幕投手はその1度のみ。その一方で、2014年から移籍したヤンキースでは4度の開幕投手の経験がある。
今季の楽天の開幕戦は3月30日(木)の日本ハム戦。他の10球団より1日早い開幕は、新球場・エスコンフィールド北海道で行われる初の公式戦とあって、その注目度は高い。
球場史に名を刻む“1勝目”を挙げることはできるのか。2月1日には決断していたという指揮官の想いに応えるようなパフォーマンスに期待したい。