「持っているポテンシャルは物凄く高い」
13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の高木豊氏と大矢明彦氏が、復活を期す西武の若林楽人選手に言及した。
近年、一番打者不在の西武に3年目の若林楽人が名乗りを上げる。ルーキーイヤーの21年は、44試合で20盗塁と快足で存在感を猛アピール。しかし、5月に怪我で離脱し、その後はリハビリが続いた。昨季一軍復帰を果たすも、28試合の出場にとどまり打率.207と結果は残せなかった。
本人も勝負の年と意気込むシーズンに向けて、オフはアメリカで単独自主トレを実施。西武のスピードスターが不動の一番打者へと邁進する。
高木氏は「西武にやっと1番バッターが出てきたというふうに思わせたんですけど、怪我で離脱し、昨年は良くなくて」とここ2年間の若林について振り返った。
その上で、「(1年目は)レベルの高いキャッチャーから走っているじゃないですか。走ることに関しては感性を持った選手。持っているポテンシャルは物凄く高く、バッティングもそうですよね。この人が1番に座るかどうかが西武の一つの鍵になるし、彼にとっても今年が勝負の年になると思う」と述べた。
大矢氏は「守備も含めてレベルが高くまとまっている選手だと思う。故障しないように吹っ切れてやれば、秋山(翔吾)以降の(レギュラー)1番打者になれると思う」とスピードスター復活に期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』