日本ハム打線に集中打を許す
WBC日本代表に選出されている楽天の松井裕樹投手が14日、日本ハムとの練習試合(金武)に登板し、1イニングもたず6安打6失点でノックアウトされた。
松井は5回表に2番手としてマウンドへ上がると、イニング先頭の9番・奈良間大己に左二塁打、続く1番・五十幡亮汰に右前適時打と連打を許し失点。その後も野村佑希、上川畑大悟に適時打を打たれ、二死三塁で迎えたドラフト1位ルーキー・矢澤宏太には、速球を右翼席に放り込まれ“プロ初本塁打”を献上した。
松井は矢澤に一発を許した直後に降板し、打者8人に対し6安打6失点の内容。5回表終了後に降雨ノーゲームとなる雨中の難しいコンディションだったとはいえ、約1カ月後に迫るWBC本番へ向けて不安を残す投球内容だった。
3大会ぶり3度目のWBC制覇を目指す野球日本代表・侍ジャパンは、17日から宮崎で強化合宿をスタート。3月9日に大会初戦の中国戦を迎える。