「馴染んで欲しいと思っている」
13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の高木豊氏が、WBCに出場する侍ジャパンのキープレイヤーとして、ラーズ・ヌートバー選手と、山川穂高選手の名前を挙げた。
侍ジャパンのラインナップについて問われた高木氏は、「ヌートバーが鍵を握っていると思う。機能するのかというところもありますし、メジャーのレギュラー選手なので、実力があるとは思うけど、周りの環境が変わってくる。馴染んで欲しいと思っている」とコメント。NPBでのプレー経験がないヌートバーも日本代表の一員として活躍することを期待した。
日本人の母を持つラーズ・ヌートバーは、18年ドラフト8巡目(全体243位)でカージナルスと契約し、21年にメジャーデビュー。2年目の昨季は主に右翼手として108試合に出場し、球界最高峰の舞台で打率.228、14本塁打、4盗塁、OPS.788と、侍ジャパンでも長打力が期待できる。
また、高木氏は「山川を使うのなら、(山川は)大型の選手なので、きっかけなんですよね。最初に一本打てば乗ってくると思うけど、1試合、2試合出場しないときっかけを掴むのが遅くなってくる」と、昨季パ・リーグの打撃二冠に輝いた大砲についても言及した。
3大会ぶり3度目のWBC制覇を目指す野球日本代表・侍ジャパンは、17日から宮崎で強化合宿をスタート。3月9日に大会初戦の中国戦を迎える。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』