出場機会を増やすべく新たな挑戦
13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の高木豊氏と大矢明彦氏が、春季キャンプで外野守備に挑戦しているヤクルト・内山壮真選手に言及した。
ヤクルトの3年目捕手・内山の新たな挑戦が始まっている。昨季はオリックスとの日本シリーズ第2戦、9回に同点本塁打を放つなど、バッティングが魅力。中村悠平が正捕手として君臨するヤクルトで出場機会を増やすべく、今キャンプでは捕手と並行して外野練習に取り組んでいる。
12日に行われたDeNAとの練習試合では「2番・左翼」でフル出場し、3度の守備機会を難なくこなした。打っても4打数2安打と持ち前のバッティングで存在感を発揮。期待の3年目がアピールを続けている。
内山の外野挑戦の意図について、大矢氏は「レフトの青木がだいぶ年齢いってきてますので、誰かがいつでもフォローできるような形で考えると、やはり内山のバッティングは生かして、レフトに挑戦させていると思う」と説明。
続けて、「まだ外野手のグラブ持ってケースノック入ってても覚えることはたくさんありますよ。やっていかないと覚えませんので。(外野挑戦の)アイデアは凄くいいし、チャンスが増えるので本人もやると思う」と勉強段階であることにも触れつつ、内山のさらなる飛躍に期待した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』