修正できず2回62球、終始ボール先行の投球
楽天の高田孝一投手(24)が15日、阪神との練習試合(沖縄・金武)に先発登板。立ち上がりから制球に苦しみ、2回7安打8失点で降板した。
初回、先頭の島田に中前打を許すと、2番・中野には1球もストライクが入らずストレートの四球。3番・板山には左中間突破の2点適時二塁打を浴び、あっさりと先制点を失った。4番・大山は中飛に退けたものの、5番・佐藤輝には右中間突破の適時二塁打を浴び3失点目。続く原口には中越え2ランを浴び、瞬く間に5失点となった。その後も四球を与えるなど不安定。初回だけで31球を要した。
2回も修正できず、先頭から安打と四球で無死一、二塁のピンチを招くと、中野に許した左前打に左翼・正隨の捕球ミスが重なり6失点目。そのあと、佐藤輝に中前2点適時打を浴び計8失点となった。
今季初の実戦登板は、2回62球、7安打8失点、0三振3四球の大乱調。終始ボール先行と制球に苦しみ、目標に掲げる開幕ローテ入りをアピールできなかった。