感覚を確かめるように31球
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・侍ジャパンが17日から宮崎キャンプをスタート。リリーフの一角として期待されている松井裕樹投手(楽天)は合宿初日からブルペン入りした。
甲斐拓也、大城卓三、中村悠平の代表捕手3人を相手に、スライダーとフォークも交えて合計31球。NPBの試合球より滑りやすいといわれているWBC球の感覚を確かめながら腕を振った。
14日の練習試合では日本ハム打線に捕まり1イニングもたず6失点KOされており、この日の投球練習も満点の内容とはいかなかったようだが、「前回の反省というか、この前練習やったのが出てるのかなと(確認した)。もう少しですね。ボールの部分はメカニックが整ってこれば大丈夫だと思います」と、前進している感覚も掴んだ様子。
今後は中1日を挟んで19日にブルペン入りする予定とのことで、「もう少しアプローチしたいことが見えたので、明後日のブルペンがいいものになればいいなと思います」と前向きに話した。
侍ジャパンは17日から宮崎での合宿をスタート。国内球団との強化試合を経て、3月9日にWBC初戦・中国戦を迎える。