守護神候補と意見交換
侍ジャパンの扇の要を務める中村悠平(ヤクルト)が17日、宮崎合宿初日にブルペンで松井裕樹(楽天)と栗林良吏(広島)の投球を受けた。
「(松井は)フォークが抜けていたので、まだしっくりきていない様子でしたけど『これから頑張ります』と言っていました」
ブルペンではこの日、松井と同じく守護神候補のひとりである栗林良吏(広島)も投球を行い、今後は徐々に投手陣とコミュニケーションを取っていく。
「基本的にはブルペンで受けてから、そのときにどういう感じでというのがメインになると思うので、今日は栗林投手、松井投手が投げていたので、お互いに意見交換できたかなと思います」
投手以外でも、練習のキャッチボールを牧秀悟(DeNA)に誘われて共に行った。同じ日の丸を背負う仲間として、チームは本戦へ向けて一致団結していく。
ヤクルトでリーグ2連覇に貢献した背番号27が、侍ジャパンでも日本を世界一に導く。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)