侍ジャパンの中村悠平

◆ 守護神候補と意見交換

 侍ジャパンの扇の要を務める中村悠平(ヤクルト)が17日、宮崎合宿初日にブルペンで松井裕樹(楽天)と栗林良吏(広島)の投球を受けた。

 「(松井は)フォークが抜けていたので、まだしっくりきていない様子でしたけど『これから頑張ります』と言っていました」

 ブルペンではこの日、松井と同じく守護神候補のひとりである栗林良吏(広島)も投球を行い、今後は徐々に投手陣とコミュニケーションを取っていく。

 「基本的にはブルペンで受けてから、そのときにどういう感じでというのがメインになると思うので、今日は栗林投手、松井投手が投げていたので、お互いに意見交換できたかなと思います」

 投手以外でも、練習のキャッチボールを牧秀悟(DeNA)に誘われて共に行った。同じ日の丸を背負う仲間として、チームは本戦へ向けて一致団結していく。

 ヤクルトでリーグ2連覇に貢献した背番号27が、侍ジャパンでも日本を世界一に導く。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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