山川、岡本と侍アーチスト競演
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)野球日本代表・侍ジャパンの4番候補である村上宗隆(ヤクルト)が17日、宮崎合宿初日を迎えた。
この日のフリー打撃では村上が69スイング中11本の柵越えを放ち、快音を響かせた。白球がスタンドに消える度に、スタンドのファンから大きな拍手がわき起こった。さらに、山川穂高(西武)と岡本和真(巨人)も共に13本の柵越えを放ち、豪華競演となった。
村上は「たくさんのファンの前でプレーできて良かったです。最初にしては良い方かなと思いますけど、もっともっと上げていけるようにやっていきたないなと思います」と、これからさらに強度を上げていく。
世界一に向けて「チーム一丸となって戦うことが一番かなと思います」と話した村上。「走攻守すべてにおいてできることをやりたい」と誓った背番号55は、頂点をつかむために貪欲にプレーする。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)