追い込んでから変化球を痛打される
日本ハムの田中正義投手(28)が19日、楽天との練習試合(名護)に先発登板。2回3安打1失点の内容で移籍後初の対外試合登板を終えた。
初回、先頭の小郷をカウント1-2と追い込んだが、4球目のフォークが真ん中に入り左前打を許した。その後、二盗を許すなど一死三塁のピンチ。3番・伊藤裕も2-2と追い込んだが、フルカウント後のカットボールを左前へ運ばれ先制点を失った。4番・ウレーニャには右前打を許し再び一死一、二塁のピンチを招いたが、5番・安田は直球で二ゴロ併殺斬り。3安打を集中されたが最少失点で凌いだ。
2回は先頭の6番・茂木を球威のある直球で中飛に退けるなどテンポ良く3者凡退斬り。2回30球、3安打1失点の内容で移籍後初の対外試合登板を終えた。最速は153キロを計測。直球の走りは良かったが、変化球の精度に課題を残した。
田中正はソフトバンクへFA移籍した近藤の人的補償選手として日本ハム入り。新天地では先発ローテ入りを目指し調整しており、今キャンプ初実戦となった11日の紅白戦ではピンチを招きながらも1回3安打無失点だった。