「日本代表の時は日本中が味方」共闘呼びかける
野球日本代表・侍ジャパンのキャンプは19日で第1クールが終了。長打力が期待される山川穂高選手(西武)は、実戦での本塁打パフォーマンス「どすこい」披露へ意欲を見せた。
打撃練習で連日スタンドを沸かせている大砲は、この日も大きなアーチでファンサービス。「風がかなりレフトに吹いていたので」と謙遜しつつも、「ホームランはホームランなので、喜んでくれてよかったです」と笑顔で振り返った。
この日の練習後には、25日と26日に開催される『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023宮崎』ソフトバンク2連戦での“声出し応援”が可能となることが発表された。
本塁打パフォーマンスの披露が期待される山川は、「みんなでお構いなしにいけるのは今年から。僕も大きい声出して精一杯やりたいなと。やるためには打たんといけないので、まずは打ちたいですね」と話した。
また、本塁打自体はもちろん、パフォーマンスでファンと選手をつなげる事の大切さにも言及し、“チームジャパン”としての共闘をファンに呼びかけた。
「戦っているのは出ている選手だけじゃないので。日本代表の時は日本中が味方ですし、みんながチームなのかなと。球場に集まっている方たちの声援だとか、いろんなもので一体感があるに越したことはないので、それを作れれば嬉しいかなと思います」
メディアの取材を終えた山川は、送迎バスを待っている間に即席サイン会を実施。グラウンド外でもファンに笑顔を届けた。