本音も…「めちゃめちゃ投げ辛かった」
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)野球日本代表・侍ジャパンの宮城大弥投手(オリックス)が21日、ライブBPに登板した。
宮城の登板直前には、今回の代表合宿の中心にいるダルビッシュ有投手(MLBパドレス)が登板。日米通算188勝右腕と村上宗隆選手(ヤクルト)の対決に球場が沸いた直後での登板に、「めちゃめちゃ投げ辛かったです」と本音もこぼした。
それでも、同郷の大城卓三(巨人)とのバッテリーで、打者5人に合計20球を投じ、安打性の打球は2本。持ち味の緩急を生かした投球も光り、「いい感じで投げられたので良かったと思います」と頷いた。
練習後には、投球を見守った栗山英樹監督も「特に宮城がボールの感じが良くなってきているので、良かったと思います」と、初実施のライブBPで得たポジティブな収穫に充実のコメント。
宮城は「まだバラツキもありましたし、ファールをとりたいとか、空振りをとりたいという球が、まだ自分のなかでハッキリしてないところがあったので、少しずつ調整できたらなと思います」と、約2週間後に迫る本大会を見据えた。