千賀&石川に続き、育成出身3人目の大役
ソフトバンクは21日、今季の開幕投手が大関友久投手(25)に決定したと、球団公式ツイッターで発表した。
大関は土浦湖北高、仙台大を経て、2019年の育成ドラフト2位でソフトバンク入り。2021年5月に支配下昇格を果たし、同年はすべてリリーフで12試合に登板し防御率2.35をマークした。
2022年は3月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初先発。7回途中1失点と好投しプロ初勝利を挙げた。その後もプロ初完封を達成するなど前半戦だけで6勝をマーク。監督推薦でオールスターメンバーに初選出され本拠地・PayPayドームでの第1戦に先発登板したが、8月上旬に左精巣がん疑いのため左睾丸の摘出手術を受け長期離脱した。それでも、9月下旬に一軍復帰しクライマックスシリーズで好投。2022年のレギュラーシーズン成績は、21試合(15先発)で7勝6敗、防御率2.93だった。
今キャンプは主力メインのA班でスタートし、14日の紅白戦で2回無失点と好投。ここまで順調にアピールを重ね初の大役をつかんだ。育成出身の開幕投手は、球団では千賀(現メッツ)、石川に続き3人目。苦労人でもある背番号42が、満を持して3月31日のロッテ戦(PayPayドーム)のマウンドに上がる。