2年連続2ケタ勝利右腕、3年連続3度目の大役
西武の開幕投手に内定している髙橋光成投手(26)が22日、南郷キャンプでの紅白戦(7イニング制・特別ルール)に先発登板。走者を出しながらも要所を締め、2回3安打無失点で実戦初登板を終えた。
初回、1番・若林に左前打を許し一死二塁のピンチを招くも、粘る3番・鈴木を中飛、続く陽川は三ゴロに仕留め無失点スタート。2回は一死から6番・柘植、7番・川野に連打を許すも、一死一、三塁で8番・古市を外角直球で見逃し三振に仕留めた。最後はバッテリーを組んだ古賀の盗塁阻止でピンチ脱出。今季初実戦を2回3安打無失点、1奪三振無四球の内容で終えた。
髙橋は2021年に初めて開幕投手を務め、同年から2年連続で2ケタ勝利をマーク。松井新監督は14日に「13日の13時13分ほぼ13秒に、背番号13、髙橋光成に『今季の開幕を頼む』と伝えました」と発表。上々の実戦初登板で3年連続の大役へ弾みをつけた。