打撃練習中に左翼守備に就いた村上(左)と岡本(右)

◆「ピッチャーに対してどう対応していくか」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)野球日本代表・侍ジャパンの宮崎合宿は、23日に第2クールが終了。

 主砲として期待される村上宗隆選手(ヤクルト)は打撃練習で柵越え7本を放ち、「いい方向に向かってると思います」と手応えを口にした。

 この日は打撃練習中に、本大会でも外野起用の可能性がある岡本和真選手(巨人)と並んで左翼の守備にも就いたが、「走ったりボールを追ったりすることで体もキレますし、ちょっと時間が余ってたのもあって、体を動かそうかなと思ってました」と外野で白球を追った狙いを説明。試合出場を見据えた外野調整では「ないです。全くないです」と言いきった。

 休養日を1日挟んだ週末には、このチームで初の実戦となる『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023宮崎』ソフトバンク2連戦を迎える。

 昨季三冠王に輝いた若き大砲は、「ジャパンだろうが、ヤクルトだろうが、試合の中で感じる部分は一緒なので、ピッチャーに対してどう対応していくかというところを意識しながらやれれば」と自身の調整に集中していることを強調した。

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