「基本的に人を傷つけるとか、恥を晒すようなこと言わない」
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎合宿は、23日に第2クールが終了。ダルビッシュ有投手(MLBパドレス)は「特に投手陣ですけど、すごく楽しく仲良く練習させてもらってます」と、ここまでの練習期間を振り返った。
2011年オフに入れ替わりで日本ハムを入退団した栗山英樹監督とは初めて同じユニフォームに袖を通す仲だが、ダルビッシュは今回の合宿を通じて「自分はかなり年下であれなんですけど、『上手だな』と。出るところと引くところというか、選手のことを上げてくれたり」と、指揮官の“モチベーター”としての能力の高さを感じているようだ。
「この数年の栗山さんの発言を振り返っても、基本的に人を傷つけるとか、恥を晒すようなことって言わないじゃないですか。そこってすごく難しくて、そういう方は日本の指導者にはなかなかいないので、そういうところに僕は凄みを感じています」
いよいよ今週末からは対外試合での最終調整が始まる侍ジャパン。WBC本大会では1次ラウンドプールBに割り振られ、3月9日から中国、韓国、チェコ、オーストラリアと対戦する。