髙橋宏は今大会でブレイク?「スターになる可能性がある」
『MLB.com』は22日(日本時間23日)、3月8日から開幕のワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)で大谷翔平選手(エンゼルス)を上回る活躍が期待される選手として侍ジャパンの5人を紹介。村上宗隆選手(ヤクルト)、佐々木朗希投手(ロッテ)、山本由伸投手(オリックス)、吉田正尚選手(レッドソックス)、高橋宏斗投手(中日)が選ばれた。
デビッド・アドラー記者は村上について、昨シーズンのセ・リーグ三冠王に輝いた日本一の打者で、2025年シーズン終了後にポスティングでMLB移籍を視野に入れていることなどを紹介。佐々木朗は弱冠21歳で102マイル(164.1km)を投げ、完全試合も達成していることにも触れながら、「令和の怪物は必見だ」とした。
山本についても、ジェイコブ・デグロム級の圧倒的な強さを持ち、早ければ今オフにポスティングでMLB移籍の可能性があることを紹介。また、髙橋宏は最年少の20歳で侍ジャパンに選ばれた最速97マイル(156.1km)を投げる投手で、今大会でブレイクし「スターになる可能性がある」と伝えている。さらに今年からレッドソックスでプレーする吉田に関しても、選球眼の良さや打撃技術面などを評価した。
大谷はチームメイトのマイク・トラウト選手に「自分が侍ジャパンの中で一番いい選手だとは思っていない」と語っていたが、MLBが熱視線を送る5選手の活躍はいかに。侍ジャパンは3月9日にWBC初戦・中国戦を迎える。