25日、ソフトバンク戦で2安打3打点1得点の活躍を見せた侍ジャパンの岡本和真

【カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023宮崎】
○ 侍ジャパン 8 - 4 ソフトバンク ●
<2月25日 宮崎>

 野球日本代表「侍ジャパン」の岡本和真選手(巨人)が25日、『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023宮崎』ソフトバンク戦に「7番・一塁」で先発フル出場し、2安打3打点の活躍を見せた。

 両軍スコアレスで迎えた4回、一死満塁の絶好の場面で打席に入ると、2番手右腕・椎野新が投じた初球のスライダーを右中間へ弾き返し先制2点適時二塁打。「変化球だったんですけど、今の時期にしてはいい形で捉えられたんじゃないか」と納得のコメントで振り返った。

 続く6回の第3打席も一死満塁で迎え、カウント1-2から3番手右腕・尾形崇斗のスライダーを左前へ弾き返し、2打席連続で満塁の場面で結果を残した。

 しかし、本人は2安打以上に4回の2点打直後の走塁を嬉しそうに振り返った。一死三塁、相手の内野は前進守備を敷いているなか、8番・周東佑京が放った遊撃正面へのゴロでスタートよく4点目のホームを踏んだ。

 試合後、岡本は「今日はあれが一番。チームにとって大きな1点ですし、打者にも打点がつくので、走塁もしっかりやりたい」と頼もしかった。

 栗山英樹監督も「足が速いとか遅いとかじゃなくて、できることをしっかりやるというのが、野球の場合はすごくいろんなものが現れる可能性が高い。(岡本)和真のなんとかしようという感じはすごく良かった」と頷いた。

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