主力として期待されるもWBCへ赤信号
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が27日、コンディション不良が伝えられている鈴木誠也選手(MLBカブス)についてコメントした。
宮崎合宿最終日の練習を終え、メディアの取材に応じた栗山監督は「一応いろんなことで(情報は)入ってきているので。分かり次第、どういう状況なのかもう一回最終的にしっかり確認をして。心配もしているし、誠也に大事が無いことを、この戦いの前に大きなことになってないといいなと思っています。分かったらしっかりお伝えします」と話した。
所属球団カブスのスプリングトレーニングで調整を続けていた鈴木は、WBC日本代表の主力として期待されていたものの、現地時間25日(日本時間26日)オープン戦前の打撃練習時に「左脇腹の張り」を訴え、同日の試合を欠場。MRI検査を受けたことが伝えられている。
3月9日のWBC初戦・中国戦まで残り10日。3大会ぶりの王座奪還を目指す栗山ジャパンにとっては緊急事態だ。