故障で辞退の鈴木誠也に代わり緊急招集
株式会社NPBエンタープライズは1日、開幕が迫る『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』に出場予定の日本代表・侍ジャパンの出場選手の変更を発表。牧原大成(ソフトバンク)が追加でメンバー入りすることが決まった。
もともと出場予定だった鈴木誠也(MLBカブス)が調整中に「左脇腹の張り」を訴え、所属チームのオープン戦出場を回避したのが日本時間26日のこと。その後のMRI検査の結果なども踏まえ、28日には出場辞退が公式にアナウンスされていた。
代役として緊急招集されたのが、プロ13年目・30歳の牧原大成。右投左打、所属するソフトバンクでは内野手登録の選手ではあるが、昨季は内外野を問わず自己最多の120試合に出場。惜しくも規定打席には届かなかったが、打率.301をマークしており、持ち前の俊足とユーティリティー性だけでなく、バットでも活躍を見せた。
つい先日まで行われていた『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 宮崎』では侍ジャパンの対戦相手として試合に出場していたが、開幕まで1週間という段階で代表入りが決定。ソフトバンクの“JOKER”は侍ジャパンでも切り札となるか。持ち味を活かした攻守にわたる活躍に期待したい。