鈴木誠也の出場辞退にも言及
野球日本代表「侍ジャパン」の村上宗隆選手(ヤクルト)が、一週間後に迫るワールド・ベースボール・クラシック(WBC)初戦に照準を合わせていることをあらためて強調した。
1日にバンテリンドームで行われた練習では、投内連携や打撃練習などで調整し、「久しぶりのドーム球場だったので、感覚も色々と確かめながら、すごくいい練習ができた」と頷いた村上。
宮崎で行われたソフトバンク2連戦でノーヒット(7打席4打数0安打3四球)に終わったことを報道陣に言及されるも、「いま打ったとしても何になるわけでもないですし、僕らがしっかりとした調整をして結果を残すのは3月9日なので」と一蹴。「そこに向けてどういった調整をしていくかということだけを考えていければ」と、現在は本番への調整段階であることをあらためて強調した。
21年夏の東京オリンピックで絆を深めた鈴木誠也選手(MLBカブス)の出場辞退が決まったことについては、「すごく残念ですけど、誠也さんが一番悔しいと思います」とコメント。鈴木本人ともメッセージで連絡を取り合い、「その分もじゃないですけど、しっかりと結果を残せるように頑張ります」と、決意新たに力を込めた。
侍ジャパンは3日と4日にバンテリンドームで中日と2連戦を戦った後、京セラドーム大阪に移動し、6日に阪神、7日にオリックスと対戦。9日に東京ドームでWBC初戦・中国戦を迎える。