降板する松井(右)に声をかける侍ジャパン・栗山監督(左)

【カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023名古屋】
● 侍ジャパン 2 - 7 中日 ○
<2月3日 バンテリンドーム>

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」は、栗山英樹監督の体制になってから7戦目にして対外試合初黒星。いまだフルメンバーではないとはいえ、6日後に迫ったWBC本番へ不安を残す試合内容だった。

 1-1の同点で迎えた6回、3イニング目に突入した2番手の戸郷翔征(巨人)がアキーノに左本塁打、高橋周平と木下拓哉に連続二塁打と集中打を浴び勝ち越しを許すと、2点ビハインドの7回には、宮崎合宿から状態が心配されていた松井裕樹(楽天)が1イニング持たず2安打3四球4失点と乱れ、一気に突き放された。

 打線は3回に牧秀悟(DeNA)と村上宗隆(ヤクルト)の連打でチャンスを作り、岡本和真(巨人)の内野ゴロの間に1点、1-7と6点ビハインドの場面で牧に適時二塁打打が生まれたものの、打線全体では6安打2得点。活気があった中日打線とは対象的に、指揮官も心配する“調整の遅れ”が際立つ格好となった。

 試合後、栗山監督は「チーム状態は決して悪くないんだけど、いろんなところでいま課題というか、やらなければいけないということがハッキリしているということ」と現状についてコメント。

 ボールへの適応に苦しんでいる松井が崩れての敗戦となったが、投手陣についての問いには「打ち込まれるというか、このボールでこういう感じで本球場でやるのは初めてなので、力むだろうし、滑るだろうし。これはもともとある課題なので」と振り返った。

 WBC本番まで、残る実戦機会は3試合。あす4日の中日戦へ向けて、「本当になかなか準備する時間もないので、できるかぎり課題を吐き出して、本番までにそれをクリアできるように、意味のある試合にしたい」と話した。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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