2023.03.04 19:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 1 | 終了 | 4 | 日本 |
バンテリンドーム |
“球数”には反省
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)が4日、『カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023名古屋』中日戦に先発登板。自己最速の165キロをマークするなど、3回1安打無失点の内容で順調な調整ぶりをアピールした。
ストレートが全球160キロ超えだった初回は、一死から2番・大島洋平に内野安打、4番のダヤン・ビシエドに11球粘られ四球と走者を背負う展開となったが、二死一・三塁で迎えたアキーノに対してはカウント2ボール・1ストライクから自己最速165キロのストレートで追い込み、続く164キロで空振り三振。球威抜群のストレートでピンチを切り抜けた。
2回は160キロ前後のストレートを軸に三者凡退で片付け、2巡目に突入した3回は一転して140キロ台後半のフォークを多投し、2イニング連続の三者凡退。初回の立ち上がり以外は、危なげない投球内容だった。
しかし、佐々木は「調子自体は悪くなかったですが、小さな誤差で投球にばらつきが生じました。悪いところが本戦前に出たので、次に活かします」と降板後にコメント。3回までに53球を要した投球内容に反省の思いを込めて振り返った。