「守備からリズムを作る意識で」

　野球日本代表「侍ジャパン」の高橋奎二（ヤクルト）が6日、阪神との強化試合に2番手で登板。3回を無失点に抑える上々の内容だった。

　4回頭から2番手でマウンドに上がった高橋。先頭の佐藤輝明に対してはオール直球で見逃し三振。代打・原口文仁には二塁打を浴びるも、井上広大と梅野隆太郎を二者連続三振で乗り切る。

　続く5回は先頭出塁を許すも、後続を抑えて無失点。6回はわずか7球で三者凡退に抑えた。


　高橋は3回・45球を投げ4奪三振、無失点。本戦でも第2先発として期待される左腕は「ダルビッシュ投手に教えてもらったスライダーを試したり、点差があったのでテンポ良く投げて、守備からリズムを作る意識で投げました」と自身の投球を振り返った。