「ほっとしました」
野球日本代表「侍ジャパン」の村上宗隆内野手(ヤクルト)が7日、オリックスとの強化試合に「6番・三塁」で先発出場。初回の第1打席、強化試合6試合目で初本塁打を放った。
昨季三冠王の村上は前日の阪神戦まで5試合すべてに4番として出場し、打率.125で本塁打0・打点0と低迷が続いていた。
打順が6番に降格したこの日は、1点を先制した直後の二死一・二塁で打席が回る。オリックス先発・東晃平が投じた5球目、150キロの直球を捉えた打球は左中間への3ランとなった。
村上は「今シーズン初ホームランです。HRを打った後の走り方を忘れていました。ちょっとほっとしました」とコメント。侍の主砲が復活の狼煙をあげた。