「“君が代”も覚えた」
『MLB.com』は7日(日本時間8日)、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の開幕を前に、初めて“日本生まれでない日本代表選手”として侍ジャパンに選出されたラーズ・ヌートバー選手(MLBカージナルス)を取材。チーム合流から現在に至るまでの彼の本音を報じた。
ヌートバー選手は、6日の阪神との『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合』に「1番・中堅」で出場。第1打席に初安打をマークした際に塁上で、カージナルスでもおなじみの「ペッパーミル」パフォーマンスを初披露した。
ヌートバー選手はマイケル・クレアー記者に対し、「僕が最初にやるパフォーマンスを“これからそのまま使う”と翔平が言ってくれたので、“ペッパーミル”をやったんだ」と明かした。
また、クレアー記者は大谷が本塁打を放って三塁を回るときにもこのポーズをしたことに触れ、「新しいチームメイトを仲間として受け入れたことを示す、最も明確なサインだった」と伝えている。
一方で、チームメイトとの言葉の壁について、ヌートバーは「みんな意外にも英語は得意」とした上で、「守備についているときは、単語を使うようにしている。彼らも同じようにしてくれる」とコミュニケーションについては問題ないと強調。また、「君が代」の歌詞も覚えたという。
日本の親戚一同も、“たっちゃん”の活躍に熱視線を送っているとのこと。
東京ドームには「侍ジャパンのユニフォームに身を包む姿を見ようと、たくさんの親戚が駆けつけてくれることだろう」と最後に締め括った。