侍ジャパンの甲斐拓也と中国代表の真砂勇介が8日、東京ドームで再会を果たした。

　甲斐と真砂は、真砂が昨季戦力外通告を受け退団するまで2013年から10年間同じ“ホークス”のユニホームで戦った仲間だ。今回は甲斐がWBC日本代表、真砂が中国代表のユニホームを着て、9日のWBC初戦を戦うことになる。

　9日のWBC開幕戦を前に甲斐がミックスゾーンで囲み取材を受けていると、これから練習に入る中国代表の真砂とすれ違い、「本当に言うとは思わなかった」と、抱き合い「ニーハオ」と互いに挨拶。

　報道陣から真砂との対戦が楽しみか質問を受けると、甲斐は「楽しみとかではなく、全力でやっていきたいと思います」と決意を述べた。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司）