二刀流・大谷は3者凡退の好スタート！

『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』が9日に開幕。3大会ぶりの優勝を目指す野球日本代表・侍ジャパンは中国代表戦との初戦に臨み、初回にラーズ・ヌートバー外野手（25＝カージナルス）の中前打を口火に先制点を奪った。

「3番・投手」で先発出場した大谷（エンゼルス）が1回表のマウンドをテンポ良く3者凡退で終えると、その裏、1番・ヌートバーが初球を積極的に捉え中前打で出塁。ここから中国の先発左腕ワン・シャンの制球が定まらなくなり、2番・近藤（ソフトバンク）、3番・大谷、4番・村上（ヤクルト）が3者連続でストレートの四球を選び、押し出しによりヌートバーが先制ホームを踏んだ。

　なおも無死満塁と好機は続いたが、5番・吉田（レッドソックス）は遊飛。続く岡本（巨人）は浅めの右飛に倒れ、この打球で三走・近藤がタッチアップしたが、中国野手陣の中継プレーに阻まれ本塁タッチアウトとなった。