侍ジャパン優勝に「疑いの余地なし」
『CBSスポーツ』は9日(日本時間10日)、同社MLB担当記者によるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝候補について座談会が行われ、4人中3人の記者が侍ジャパンの優勝を予想した。
この座談会は、スプリングトレーニング期間中に毎週同社のMLB担当記者が座談会形式で最新のトピックスを取り上げる「バッティング・アラウンド・ラウンドテーブル」という企画の中で行われたもの。今回はWBCの優勝候補の話題が取り上げられた。
気になる座談会での各記者のコメントは、以下のようになった。
デイン・ペリー記者は「私はドミニカ共和国を推す。ウラジミール・ゲレーロJr.(MLBフルージェイズ)の出場辞退を考慮しても、最強の攻撃力を持っている。サンディ・アルカンタラ(MLBマーリンズ)以外の先発投手はイマイチだが、アメリカの先発陣よりは強い。侍ジャパンの投手力は優勝候補ではあるが、攻撃力でドミニカ共和国に軍配が上がるだろう」とドミニカ共和国の優勝を予想。
一方で、マット・スナイダー記者は「当初から侍ジャパンが優勝すると予想していたが、ゲレーロJr.の出場辞退で、侍ジャパンの優勝が確信に変わった。日本には弱点がない。投手力、攻撃力全てが強力だ」と日本推し。
さらにR.J.アンダーソン記者も「私もスナイダー記者と同じ理由で、私も侍ジャパンを推す。強力な先発陣を持っているし、攻撃力も問題ない」とし、マイク・アクシサ記者も「私も侍ジャパンが優勝すると思う。でも、メキシコも推している。投手力と攻撃力は他の国にも劣らない。今回のWBCで上位に食い込むはず」と同調した。
侍ジャパンは9日の初戦・中国戦に勝利。10日は宿敵・韓国戦に臨む。
高い評価を受ける総合力で準々決勝を突破し、マイアミで歓喜の瞬間を味わうことができるのか。侍ジャパンの戦いに、日本中のファンの熱い視線が注がれる。