2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
【1次ラウンド・プールB】○ オーストラリア 12 - 2 中国 ●
<3月11日 東京ドーム>
9日に開幕した『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』も3日目に突入。この日はデーゲームでオーストラリアと中国の一戦が行われ、オーストラリアが7回コールドで圧勝。2連勝で12日の日本戦に向けて弾みをつけた。
9日の初戦で韓国との死闘を制したオーストラリアは、1日の休みを挟んで出だしからエンジン全開。制球難の相手につけこみ二死満塁とすると、6番のR.ウィングローブがレフトフェンス直撃の3点適時二塁打。幸先良く3点を先制する。
その後も3回にR.グレンディニングの内野安打を突破口に、D.ジョージとA.ホワイトフィールドが適時打を放って2点を追加。
さらに2点を返された直後の4回には、3番のR.グレンディニングがバックスクリーン左に叩き込む特大の2ラン。主砲の2戦連発を号砲にそこから3本の適時打が生まれ、この回は一挙5得点。10-2とリードを拡大した。
その後も6回に内野ゴロの間に1点を加え、7回裏にはD.ジョージがこの日2本目となる適時打。この時点で12-2、10点差がついたためコールド成立で試合終了。オーストラリアが1次ラウンド2連勝を決めた。
これでオーストラリアは2勝負けなし。勢いに乗って12日の日本戦に臨むことになった。
2試合で計20得点と打線は好調。なかでもR.グレンディニングは2発・5打点と勢いに乗っている。
しかも、韓国戦では打撃だけでなく守備でも、ガッツポーズをした拍子に二塁ベースから足を離した走者を狙い澄ましてタッチアウト。大きな話題を呼んだあのシーンの立役者となるなど、隙のないプレーを続けている。要注意人物となりそうだ。