ニュース 2023.03.11. 22:37

侍ジャパン3連勝 吉田3打点&朗希4回途中8奪三振、村上にも待望の初安打!

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4回に生還した大谷(右端)をベンチで出迎える佐々木(背番号14)
2023.03.11 19:00
日本 10 終了 2 チェコ
東京ドーム

2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™

【1次ラウンド・プールB】
○ 日本 10 - 2 チェコ ●
<3月11日 東京ドーム>

 野球日本代表・侍ジャパンは11日、『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』の第3戦・チェコ戦に快勝。今大会3連勝とし、準々決勝進出に王手をかけた。

 攻撃陣はチェコ先発の軟投派右腕・サトリアの前に2回まで無得点。それでも1点を追う3回、2番・近藤(ソフトバンク)の右前二塁打などで二死一、二塁の好機を作ると、5番・吉田(レッドソックス)が2点適時二塁打を左翼線へ運び逆転。さらに、続く山田(ヤクルト)の左前適時打で3-1とリードを広げた。

 4回はチェコの2番手右腕・フラウチに襲いかかり、1番・ヌートバー(カージナルス)、近藤、3番・大谷(エンゼルス)の3連続適時打で3点を追加。さらに、吉田の中犠飛で7-1とした。5回は途中出場・牧原(ソフトバンク)の左前適時打で8点目。8回は代打・牧(DeNA)の今大会2本塁打目となる左越えソロなどで2点を加えた。吉田はこの日も3打点を挙げ、前夜の韓国戦と合わせ計8打点。8回には今大会ノーヒットだった村上(ヤクルト)に待望の初安打が生まれ、場内から大きな拍手が送られた。

 先発登板した佐々木(ロッテ)は、4回途中2安打1失点(自責点0)、8奪三振3四死球の内容で降板。12年前に東日本大震災を経験した3月11日に好投し、降板後「フォアボールなどで球数が増えて4回を投げきれなかったですが、最小失点で戻れたのはよかったです。(WBC仕様の)マウンドやボールは気にならず、チェコの良い打者に集中して投げられました」とコメントした。

 リリーフは宇田川(オリックス)を挟み、5回からは宮城(オリックス)が5回2安打1失点の快投。左腕は6回からの4イニングをパーフェクト投球で締めた。
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