2023.03.12 19:00 | ||||
オーストラリア | 1 | 終了 | 7 | 日本 |
東京ドーム |
2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
【1次ラウンド・プールB】● オーストラリア 1 - 7 日本 ○
<3月12日 東京ドーム>
野球日本代表「侍ジャパン」は『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』を4戦全勝で首位突破。16日に東京ドームで行われる準々決勝は、プールA2位のイタリアと対戦することになった。
侍ジャパンは初回に3番・大谷翔平の1号3ランで幸先よく先制すると、2回にはラーズ・ヌートバーと近藤健介の1・2番コンビに連続適時打が飛び出し加点。打線が着実に追加点を上げ、優勢に試合を進めた。
投げては、先発の山本由伸が4回まで1安打無失点、8奪三振の快投でWBCデビュー戦を飾り、中盤以降は高橋奎二が2回零封、大勢と湯浅京己がぞれぞれ1回無失点。最終回を任された髙橋宏斗がソロを被弾し完封リレーとはいかなかったものの、盤石の試合運びで1次ラウンド最終戦を締めくくった。
チームの指揮を執る栗山英樹監督は「ここを抜けて次に行くということしか考えていなかった。内容に関しては良い面もあるし、もう少し反省しなきゃいけない部分もある。まずは次に行けてホッとしています」と引き締まった表情で一戦を振り返った。
この大会4戦目にして初の先攻で、初回に先制点を挙げる会心の試合運び。指揮官は「先に点を取ることで流れを引き寄せたい、(山本)由伸を安心させてマウンドに上げたいというのもあったので、先に点を取れてよかった」と振り返りつつも、「やっている方は先に行ったら行ったで、変な形で点を取られていくと余計に嫌な流れになるという想像をしてしまう」ともコメント。
オーストラリア戦も過去3戦同様に「見ている方とやっている方は全然(感じ方が)違うので。こうやって見ると“やっと勝たせてもらった”という感じしかない」と、簡単な試合ではなかったことを強調した。
次なる相手は全5チームが2勝2敗で並んだプールAを失点率差で勝ち抜いたイタリア。準決勝・決勝が開催されるアメリカ行きの切符をかけて中3日で準々決勝に臨む。