「次はもっと見ていてワクワクするような」
野球日本代表「侍ジャパン」の大勢投手(巨人)が12日、『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』のオーストラリア戦に3番手として今大会初登板。1イニングを無失点に抑え、ファンを沸かせた。
大勢は7点リードの7回から登板。イニング先頭の3番R.グレンディニングの初球に155キロをマークする。
その後、4球目の154キロを右前に運ばれたが、続くL.スペンスを投ゴロ併殺に打ち取り二死を奪う。最後は代打A.キャンベルを154キロで見逃し三振に仕留め、堂々のWBCデビューを果たした。
ただし、大勢は自身の投球に不満げ。「名古屋から投げていなかったので、良いピッチングを見てもらおうと思っていたんですけど、先頭で打たれて自分自身は後味が悪い内容になったので、次はもっと見ていてワクワクするようなピッチングを披露出来たらと思います」とさらなるパフォーマンス向上を誓った。
この次は、一発勝負となる準々決勝。大勢は「1球1球、思いっきり勝負するという気持ちで投げるんですけど、その中でもしっかり精度の高い1球1球にしたいと思う」と意気込んだ。