千賀の代役としてタイラー・メギル投手がローテ入り?
『ニューヨーク・ポスト』は12日(日本時間13日)、「右手人差し指つけ根の腱炎」でオープン戦の登板を回避した千賀滉大投手(メッツ)の状態について、ビリー・エップラーGMとバック・ショーウォルター監督に取材。首脳陣は軽傷と判断していることを報じた。
ショーウォルター監督は登板を回避した千賀について、「彼はここ数日間違和感があった」と前置きをした上で、「レギュラーシーズンであったらおそらく投げただろう」という程度の軽傷であることを強調。
エップラーGMも「MLB球とNPB球の大きさの違いに起因したもので、今まで私が関わった選手の中にも同様の問題があった」とし、特に「ボールをきつく握りしめ、長時間それを繰り返すことに慣れていない場合」には痛みを感じることがあると見解を述べている。
しかし、マーク・サンチェス記者はメッツの首脳陣が千賀の軽傷を強調していることに対し、「レギュラーシーズン開幕までに間に合うと願っているだけなのでは」と懐疑的な視線を送る。
また、千賀が開幕までに間に合わない場合には「その代役として、タイラー・メギル投手がローテに入るとのでは」と報じた。
その一方で、チームでは先発の一角を担うホセ・キンタナ投手も左肋骨(ろっこつ)の疲労骨折と診断を受け、WBCのコロンビア代表入りを辞退。こちらは代わりの先発候補として、デビッド・ピーターソン投手が有力視されている。
メッツの開幕ローテがどうなるのか、今後の動向に注目だ。