「5番・三塁」でスタメン
侍ジャパンの村上宗隆(ヤクルト)が16日、準々決勝のイタリア戦前に行われたフリー打撃で右へ左へ打ち分け、快音を響かせた。
1次ラウンドはすべて4番で出場も、この日は「5番・三塁」でスタメン出場が決まった。4番は吉田正尚(レッドソックス)が務める。
1次ラウンドは14打数2安打と苦しんだが、14日の練習後「勝つことだけ、負けたら終わりなので、勝てるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った村上。
文字通り負けられない試合の中で本来の打棒を取り戻せるか。チームの勝利のため、自らのバットでアメリカ行きの切符をつかみ取る。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)