安心と快適な野球観戦を
横浜DeNAベイスターズは、花王株式会社のスキンケアブランド「ビオレ」と『スタジアム衛生・快適パートナー』締結した。
今回の取り組みは、スポーツ観戦において新型コロナウイルスによる感染症対策が緩和される中、来場いただくお客様へ安心・快適に試合観戦を楽しんでほしいという球団の思いに賛同いただいた花王株式会社が展開するスキンケアブランド「ビオレ」と共同で、横浜スタジアム内の衛生・快適啓発活動を強化することが目的となっている。
花王のヘルス&ビューティケア事業部門・スキンケア事業部長西田雅英は「よくスタジアム観戦していました」と野球ファンだと告白し「安全快適楽しく観戦していただきたい。ビオレブランドと好きなことを思い切り楽しむための鑑賞作りをベイスターズと一緒に」と趣旨を説明。横浜DeNAベイスターズ・ビジネス統括本部執行役員副本部長の鐵智文氏は「既存の枠にとらわれずお互いの強みを生かした取り組み。アフターコロナを見据えて、衛生環境を整えビオレ製品を各所に導入する。スタジアム全体がより快適になるように」とコメントした。
具体的には「手指衛生の向上、暑さ対策、知名度IPパートナーとしてファンコミュニケーション」の3本の柱を掲げる。
手指衛生では泡状のビオレガードをスタジアム内80箇所に設置し、トイレには『ビオレu』泡ハンドソープを採用。またビオレu柔らかウェットシートを売り子が販売することが決定され、衛生面での安心度向上を目指す。
暑さ対策としては、2022年度から自販機で販売していたビオレ冷えタオルの継続販売に加え、売り子による立売も採用。30°Cの屋外で使用した場合、のせる前の肌温度から-3°Cが1時間続く冷却シートは、夏の屋外球場での過酷な観戦での熱中症対策と合わせ、快適なスタンドでの応援をも後押しする。
また両社のIPを活用したファンコミュニケーションの実施も決定。ビオレママと選手のイラストコラボやYoutubeコンテンツもコラボすることにより、お互いのユーザーの交流も図っていく。
開幕を1週間後の控えた2023年シーズンからは、応援歌等の歌唱や立ち上がっての応援が解禁。ビフォアコロナに戻りつつある中、衛生ブランド大手の花王ビオレとのタッグで、より安心安全の横浜スタジアムでの野球観戦が可能となる。
取材・文・写真=萩原孝弘