2023.03.17 13:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 0 | 終了 | 8 | 阪神タイガース |
神宮 |
4回5失点も「内容は悪くなかった」
20日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の笘篠賢治氏と五十嵐亮太氏が、ヤクルトの開幕投手最有力候補とみられる小川泰弘投手について言及した。
開幕投手を務めれば3年連続7度目となる小川は17日、阪神とのオープン戦に先発登板するが、4回6安打5失点で降板。だが、不運な打球も多かったこともあり解説陣は悲観せず、開幕へ向けて小川が前進していると強調した。
五十嵐氏は「真っ直ぐのコントロール、変化球のキレもそうなんですけど、彼の場合はシュート回転するボールが多くて制球に苦しんだ」と阪神戦の立ち上がりを振り返りつつ、「打ち取った打球がヒットになってペースを掴めなかった。3回以降はチェンジアップ中心に投げて良くなった。試合の中で修正力の高さはあったので、順調に来ているんじゃないのかな。点数は取られたんですけど内容は悪くなかった」と話した。
笘篠氏も同様に「毎年テーマをもって、開幕した時の投球とオープン戦の投球は違う。本番に入ったら配球を使いながら出し入れ、奥行きを使いながらゲームを作ってくれるので何の問題もないと思う」と、オープン戦はあくまで調整段階であることを強調。シーズンへ向けて小川の状態に問題はないことを強調した。
18日の出陣式では「15勝」を今季の目標に掲げた右腕。セ・リーグ3連覇と日本一奪回へ向けて、投手陣を牽引する働きに期待がかかる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』