● 西武 1 － 4 DeNA ○
＜3月24日　ベルーナドーム＞

　DeNAが西武とのオープン戦に快勝。自身3度目の開幕投手に内定している石田健大投手（30）が6回4安打1失点と好投した。

　左腕は初回、先頭の鈴木に左前打を許すも、バッテリーを組む戸柱の盗塁阻止にも助けられ無失点スタート。緩急を駆使した投球で西武打線を翻弄し、5回まで快調にゼロを刻んだ。6回に1点を失ったが、6回73球、4安打1失点、6奪三振1死球の内容で調整登板終了。万全の状態で3月31日の開幕・阪神戦（京セラD大阪）に臨むことになった。

　打線は初回、1番・佐野、2番・林、3番・楠本の3連打で幸先よく先制。さらに6番・大和の遊ゴロの間に2点目を加えた。4回は楠本の中越え2点適時二塁打で2点を追加。楠本は計3打点を挙げ、3安打のドラ3・林はオープン戦打率を.298に上げた。

　投手陣は3点リードの7回から、三嶋、エスコバー、山﨑が無失点リレー。投手を9番打者に入れた本番想定の敵地戦で、キッチリと逃げ切り勝利を収めた。