MLB新ルール「ビガー・ベース」導入がもたらすものは?

◆ 盗塁数増加で「機動力野球」を模索か?

 『CBSスポーツ』は26日(日本時間27日)、MLBが今年から導入する「ビガー・ベース(ベースのサイズ拡大)」にまつわる“賛否”についてリポート。

 多くの選手から盗塁数の増加やクロスプレーでの怪我の減少につながるといった期待の声が挙がる一方で、一部の選手からはベースの硬さについて指摘されていることを報じた。

 今年から導入される「ビガー・ベース」では、一塁・二塁・三塁ベースの大きさが今までの15インチ(38.1センチ)から18インチ(45.72センチ)に変更される。

 マット・スナイダー記者は今回新ルール導入に至った理由について、「選手の足のサイズが制定された当時に比べて大きくなったから」とした上で、「ベースが大きくなることは、走者にとっても野手にとっても、クロスプレーでの怪我のリスクが減ることを意味する」と説明した。

 この新ルールは、選手の間でも概ね評判は良好だった。

 スナイダー記者は、ある選手が「2023年は盗塁の年だ」と発言したことを受け、「塁間の距離が少しでも短くなれば、盗塁のチャンスは増え、得点にも変化をもたらす可能性がある」と述べる。

 また、今年新たに導入される「ピック・オフ(牽制)の回数制限」も盗塁の増加に影響しそうだ。

 新ルールでは、投手は対戦する打者一人につき2回までプレートを外すことができ、「牽制」や「牽制の偽投」、「単なるプレートを外す行為」が出来る。走者が進塁した場合、この回数はリセットされるが、3回目に牽制が成功しなければボークとなり、走者は1つ進塁することになる。

 MLB平均の1試合あたりの盗塁成功数は、2015年から2022年まで0.5個程度。1980年代は0.7個が普通で、1987年に過去最高となる0.85個が記録されている。

 スナイダー記者は「そこ(一試合当たり0.85個)まで行くのは無理だと思うが、1試合あたり0.73個(1995年)くらいに戻れば最高だ」と語った。

 その一方で、ベースの硬さについて故障のリスクを指摘する選手もいる。

 フェルナンド・タティスJr.選手(パドレス)は、「大きなベースはあまり好きではない。以前と同じような(足の)押し出しが得られない。高さもあるし、今年は足首を回すことが多くなりそうな気がする」と心配の声。

 フアン・ソト選手(パドレス)も、「最初の試した感触は良くなかった」と言い、「柔らかくて、足首が曲ってしまう。足で踏めるような硬さにしてくれれば、問題ないのだが」と足のケガにつながるリスクがあることを強調した。

 果たして「ビガー・ベース」導入で、メジャーの野球は変わるのか。今後の動向に注目である。

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ベースボールキング編集部

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