本拠地に“ホームラントラス”設置
28日、熱狂的な西武ファンが熱い声援を送るベルーナドームのレフトスタンド上部の屋根に、グラウンドへ鋭い視線を送る松井稼頭央監督の巨大な看板が現れた。
縦約12メートル、横約11メートルにもおよぶ巨大な看板の出稿元は、西武と2016年からユニフォームのサプライヤー契約を結んでいるファナティクス・ジャパン。今シーズンから着用している新ホームユニフォームの制作も担っており、松井新体制、新ユニフォームになった今季から新たに、“ホームラントラス”と呼ばれる外野スタンド上方の屋根に看板を設置することになった。
西武には、昨シーズンのパ・リーグ本塁打王の山川をはじめとして、現役最多の通算454本塁打を誇り今季もすでにオープン戦で2本塁打を放つ中村など、右の長距離砲がそろう。彼らの描く放物線の先に、西武ファンとともに新ユニフォームを身にまとった松井監督が待ち受け、守備の際には背中から見守られるようになる。
自身の巨大看板の登場に松井監督は、「看板デザインを見た時は本当に恐縮しましたね。内野陣はたまにベンチから私の声や視線を感じることがあるのかなと思いますが、さすがに外野までは届きませんからね!これで外野陣にも目を光らせることができます(笑)。それは冗談ですが、設置場所としてはファンの皆さんが私を背負っていただくようになりますので、皆さんの力も借りて戦っていきたいですし、ぜひ選手たちには私に当てるつもりでホームランを狙ってもらいたいですね!」と選手たちの活躍に期待を寄せた。
(埼玉西武ライオンズ広報部)