昨秋の近畿大会決勝で激突した2校が再戦へ
『第95回選抜高等学校野球大会』は大会10日目の29日に準々決勝4試合が行われ、山梨学院(山梨)、広陵(広島)、大阪桐蔭(大阪)、報徳学園(兵庫)がベスト4進出を決めた。
準々決勝・第1試合は、山梨学院が大会初の2桁得点を挙げ、12-3で作新学院(栃木)を圧倒。第2試合では広陵が専大松戸(千葉)を9-2で下し、13年ぶりの4強入り。準決勝最初のカードは、昨秋の関東王者である山梨学院と、同中国王者の広陵の顔合わせとなった。
第3試合は、大会連覇を目指す大阪桐蔭がエース・前田悠伍の134球1失点完投もあり、東海大菅生(東京)に6-1で勝利。その大阪桐蔭への挑戦権がかかった第4試合は、報徳学園が夏春連覇のかかる仙台育英(宮城)に9回二死から2点差を追いつかれるも、延長10回タイブレークの末に5-4でサヨナラ勝ち。2試合連続でサヨナラ勝ちとなった報徳学園は、昨秋の近畿大会決勝で大阪桐蔭に0-1で敗れており、大舞台でリベンジの機会を勝ち取った格好となった。
今大会は準々決勝と準決勝の翌日に休養日が設定されていたが、雨天順延の影響で準決勝後の休養日が消滅。明日30日は休養日で、3月31日に準決勝2試合、4月1日に決勝が行われる。
センバツ今後の日程
▼ 3月30日(木)
休養日
▼ 3月31日(金)
第1試合 山梨学院 - 広陵
第2試合 大阪桐蔭 - 報徳学園
▼ 4月1日(土)
決勝・12時30分開始