楽天・田中将大 (C) 産経新聞社

◆ 「僕には経験があるので」

 2023年のプロ野球が30日、北海道に新たにオープンしたエスコンフィールドHOKKAIDOで開幕。日本ハムと楽天の一戦は、3-1で楽天が勝利した。

 ヒーローは日本復帰後初めてとなる開幕投手を担った34歳のベテラン・田中将大。この日は5回一死までひとりの走者も許さず、最終的には6回途中1失点の力投。高校時代を過ごした北海道の地で闘志あふれる投球を見せ、チームを勝利に導いている。

 試合後のヒーローインタビューでは、「良い緊張感の中で投げることができました。勝つことができて本当に嬉しく思います」と喜びのコメント。

 新球場の公式戦初戦という独特なシチュエーションについて問われた際には、「僕には経験があるので、慌てることなく、しっかりと地に足をつけて投げることができたと思います」と言い切った。

 これには30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に電話出演した解説者の岩本勉氏も「他の誰にもできないコメント。『僕には経験があります』なかなか言えないことですよ」と驚きながらも賞賛。

 ポイントとなった場面には「5回」を挙げ、清宮幸太郎に二塁打を浴びて完全投球が途切れた直後、アリエル・マルティネスには死球を与えて一死一・二塁のピンチ。それでも万波中正を三振に斬り、宇佐見真吾は捕邪飛に仕留めて1点のリードを守った。

 この場面について岩本氏は「田中将大にとっては勝ち星の権利がかかっていましたし、味方に援護をもらった直後でチームの勝利のためにも非常に重要なイニングだった」と振り返りながら、「宇佐見を打ち取った後に出た雄叫びが“今日は絶対にイーグルスの試合だぞ”と言わんばかりの姿勢で、見ていて胸が躍りました」と語り、ベテラン右腕が見せた執念をこの試合のキーポイントとして取り上げた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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ベースボールキング編集部

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