● 西武 2 － 3 オリックス ○
＜1回戦・ベルーナドーム＞

　リーグ3連覇を狙うオリックスが敵地での開幕戦に勝利。終盤に劇的な一発攻勢で試合をひっくり返した。

　打線は西武先発・髙橋の前に4回まで無得点。それでも1点を追う5回、初の開幕スタメンとなった1番・野口の中前適時打で追いついた。そのあと再び1点を追う展開になったものの、崖っぷちの9回二死に西武からFA移籍した5番・森が起死回生の同点ソロを右中間席へ。昨季まで本拠地だったベルーナドームは悲鳴に包まれた。

　延長10回は先頭の7番・宗が、勝ち越し1号ソロを右翼席へ。終盤の一発攻勢でこの試合初めてリードを奪った。

　投げては一軍初登板となった先発・山下が、6回途中4安打1失点の好投。1点リードの10回は39歳の平野がピンチを作りながらも今季初セーブで締め、5番手のワゲスパックが今季初白星を手にした。